バルトレックスの画像と車を運転する女性・高所作業中の男性のイラスト

ヘルペスの治療薬として代表的なバルトレックス。しかし服用の際、車の運転や高い場所での作業は注意が必要です。それは何故か、まれに意識の低下などが見られるからです。気を付けるべきポイントをしっかり押さえてヘルペスを治しましょう!

バルトレックスとビブラマイシンと病原微生物の判断

バルトレックスとビブラマイシンの処方には、細菌やウイルス、真菌など病原微生物の正体を早期に判断する必要があり、ビブラマイシンはグラム陽性菌やグラム陰性菌、マイコプラズマ、クラミジアなど細菌に有効とされ、バルトレックスは単純疱疹や帯状疱疹、性器ヘルペス、水痘に有効とされそれぞれ適応症や作用機序が大きく異なります。
バルトレックスは、英国の世界第6位の製薬メーカーのグラクソスミスクラインが開発したアシクロビル系の抗ウイルス剤であり、DNAを構成するdGTPと類似構造を持つアシクロビルにαアミノ酸の一種であるバリンをエステル結合させる事により、体内吸収率を高め生物学的利用能を飛躍的に高めたプロドラッグです。バルトレックスは、40%から50%が肝臓で排出され糞便として47%が排出される為、体内に蓄積される事がほとんど無く副作用が少なく安全性の高い抗ウイルス剤とされています。
バルトレックスは、DNAコピー時にdGTPと肝臓で代謝されたアシクロビルが置換される事でウイルスの正常な増殖を阻害する効果を示します。又、バルトレックスは活性中のヒトヘルペスウイルスにだけで無く、厄介な神経節細胞に潜伏するヒトヘルペスウイルスの再活性化を抑制する効果があるとされ、2カ月から1年の長期にわたり再発予防薬として処方されるケースも多々あります。
ビブラマイシンは、売上世界一にもなったアメリカのファイザーが製造販売するテトラサイクリン系の抗生物質であり、ビブラマイシンの主成分ドキシサイクリンは病原微生物の細胞質内でリボソームの30Sに結合する事でアミノアシルtRNAのリボソームとの結合を抑制し病原微生物の蛋白合成を阻害します。結果的に細菌の増殖を阻害します。